2014年6月27日金曜日

朝食の梅干し、自家製ですが、さらに一手間かけています。

●私どもでお出ししている梅干しを、「なんとも言えない味ですね」とおっしゃっていただくお客様がいらっしゃいます。
自家製の梅干しで、実は、漬け上がって完成した梅干しに、さらに一手間加えています。
できあがった梅干しを蒸して、塩分を抜き、さらに味を整え直しています。
そうする事によって、塩辛さが抜け、口当たりのまろやかな私どものオリジナル梅干しになります。

今日は、今年の梅を漬けました。
今年の梅は、ふっくらした実なりで、美味しい梅干しになりそうです。
今年は、重しに工夫をし、厚手のビニール袋に水を入れて重しにしました。
こうする事によって、梅全体に均一に重みがかかり、全ての梅の水分の抜け具合が一定になることから、バラツキのない仕上がり具合になると思います。
また、水をいれたビニール袋が容器に密着し、空気を遮断することからカビの発生も抑えられると思います。

お客様に、美味しい梅干しを召し上がっていただこうとすると、一個でも高価ですし、どうしてもソルビットなどの添加物が舌に残ります。
こうしたことから、梅干しも自家製、しかも蒸して味を整え直すのも先代の時から受け継いでいる方法でます。
この梅干しを、譲って欲しいというお客様もおりますが、数に限りがありますので、お泊りのお客様限定にさせていただいております。

また、今日は、青梅で甘露煮も作りました。
今夜のお客様のデザートは、この梅の甘露煮。甘さを控えめにし、ほど良い酸味とあいまって、「美味しかった」といっていただけるものに仕上がりました。
梅は、旬が短く、この時期にしかお出しできませんが、どうぞ季節の味をお楽しみください。

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