2014年2月18日火曜日

食材への想い

●昨日、お泊りいただいた久保木様ご夫妻。 お土産にと、「手打ち蕎麦」と「手造り納豆」をいただきました。
お蕎麦は、職人もビックリするような超極細、それでも断面は正方形で、コシも歯ごたえもあって、薫りも豊かでした。
建材関係の会社を営んでいらっしゃる社長さんで、蕎麦打ちは趣味で、でも、ご自身ではあまり食べられないそうです(笑)。
蕎麦好きが高じて、蕎麦の栽培までしているそうで、風味豊かな理由が分かりました。

納豆は、大豆の素材の味が良くわかるもので、関西の人も喜びそうな納豆臭さが抑えられたものでした。
どちらも、素材の味がよく分かるもので、丁寧で几帳面な仕事が偲ばれるものでした。
いろいろお話をうかがっていると、漬け物や味噌やいろいろな食料品を手作りされており、私どもでも大いに参考になるお話をたくさん伺うことができました。

食材は、完成品を買うのは簡単ですが、私どもでは、できる限り素材から手造りしております。
手作り食材は、かける手間隙は相当な時間になりますが、そのぶん、確実に味わいに違いが出ます。
久保木様の奥様から、煮物の「ゼンマイ」も「切干し大根」も美味しかったとお褒めをいただきました。
実は、ゼンマイも切干し大根も、私どもで手作りしたものでした。
完成品を買えば簡単ですが、なかなか良い食材は手に入らず、やはり料理になったときの味わいは格段に違います。
自然食材は完成させるまでに、長い時間と手間隙を費やしますが、普段から本物を召し上がられて、味の違いを分かられているお客様からいただいた「美味しかった」・・、特に嬉しく思いました。
昔は、いろいろな食材が手造りされていました。
そんな、手作り食材の味を知っているお客様に、昔のほのぼのとした深い味を楽しんでいただきたい岩倉鉱泉です。

久保木様ご夫妻、ありがとうございました。


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